1.はじめに
Salesforceのレポートで数式を使う方法をメモしておく。
2.手順
レポートでは「行レベルの数式」を使うことで数式が利用できる。例を挙げながら説明を残すことにする。
以下のような取引先のレポートがあるとして、取引名がテストの場合、「○」それ以外は「×」と表示する「取引先判定」列を作ってみる。
2-1.行レベル数式の追加
アウトラインの列追加の「▼」をクリック、メニューから「行レベルの数式を追加」を選択する。
2-2.数式の設定
1~4のを入力して「適用」をクリックする。
項目 | 説明 |
---|---|
列の名前 | レポートの列名を入力。必須項目。 |
説明 | 列の説明を入力。任意項目。 |
数式出力種別 | 数式出力の種別を選択。必須項目。 |
数式 | 数式を入力。必須項目。 |
<数式の例>
取引先オブジェクトの取引先名が「テスト」の場合は「○」、それ以外は「×」を出力
CASE(ACCOUNT.NAME,
"テスト", "○",
"×")
2-3.レポートの確認
レポートを確認すると、「取引先名判定」列が追加され、「取引先名」が「テスト」のみ「○」、それ以外は「×」が出力されている。
以上でおわり。
レポートでも数式使えるのは便利なので、活用方法は多岐にわたるかと思います。